【新規のアイデアがたくさん出てくる】オズボーンのチェックリストとは

こんにちは。おさるです。
先日、髪の毛を切りに美容院に行ってきました。

いつも通っている美容院は個人事業で経営されている方なんですが、おさるがよく独立の話をするので話を合わせていただき、経営に関しての話をさせていただくことが多いです。
その話の中で「今後やりたいこと」についてお聞きしました。
美容院を〇〇を合わせたようなお店にしたい(〇〇の部分はアイデアなので伏せておきます)とおっしゃっていました。
私は非常に面白いアイディアだなぁと感心しました。
その美容院の代表はアイディアが浮かぶとスマホのメモ帳に記入して見直しするそうですが、仕事のアイディアはよく浮かんでくるとおっしゃっていたので本当に今の仕事が好きで考えてらっしゃる方だなと思いました。
ただ経営をされている方はなかなかアイディアなどなかなか考える時間もないし、いいアイデアなんかそう簡単に思い浮かばないよ。と思ってらっしゃる方が多いと思いますので今日はアイデアを強制的に発散させる方法を紹介します。
それは「オズボーンのチェックリスト」と言います。

目次

オズボーンのチェックリストとは

オズボーンのチェックリストは強制的にアイデアの発想を行うために9つの視点から考えます。9つの視点からどのようなポイントでアイデアをひねり出すかがリストになっており、それを試すことで今まで考えつかなかったアイデアが生まれるかもしれないのです。それでは早速、オズボーンのチェックリストを見ていきましょう。

オズボーンのチェックリストの9項目


オズボーンのチェックリストには、アイデアを出すための9項目があり、テーマやキーワードに対して、9つの質問に答えることで、アイデアにつながると考えられています。ここでは、この9項目について分かりやすく解説します。

転用:他の使い道はないか?

対象そのものの形を変えずに、他のものに使えないか、あるいは何かを修正、改良することで、別の用途で使えないかを検討するための問いです。あくまでも「別の使い方」に焦点を当てて考えていきます。

例えばラーメンをハンバーガーのバンスで使うために焼いてライスバーガーならぬ焼きラーメンバーガーにしてみたり、用途を変えてみることです。

応用:他からアイデアを借用できないか?

対象に類似したものがないか、過去に扱ったものや他社のアイデアを取り入れ、どのように応用できるかを検討するための問いです。似たような形状や利用法から発想を広げていきます。

例えば居酒屋にある氷結レモンサワーでカチコチのレモンが入っているドリンクを参考に、カチコチゆずサワーに変えてみるといったことです。

変更:変えてみるとどうなる?

対象の色や形、性能などを変更できるかを、検討するための問いです。同じ対象であっても、一部を変更することでどのように印象が変わるか、あるいは新たな価値が見出せるかを考えていきましょう。

実際に自転車に電動を付けてみたら電動自転車になることが該当します。

拡大:大きくしたらどうなる?

対象の大きさや長さを拡大できるかを、検討するための問いです。拡大させるのは、面積や体積、重量、強度、時間、性能に対して考えていきます。

例えばコンビニで普通サイズではなくビックサイズのパスタを導入するなどです。

縮小:小さくしたらどうなる?

対象を小さく、あるいは少なくできるかを、検討するための問いです。縮小させるのは、拡大にも示した、面積や体積、重量、強度、時間、性能に対して考えていきます。

タ問えばコンビニで一人用の大きさの野菜のカット販売などが該当します。

代用:他に代用できるものはないか?

対象を別の素材や成分、工程などで、代用できないかを検討するための問いです。臨機応変に代用する方向で考えていきます。また、対象をそのままにして、ターゲット層を別の層に代用するのも、1つの考えです。

ラーメンの麺をパスタの麺にしたらどうなるのか?洋風になるのでしょうが実際はどうなるのだろう?

置換:入れ替えてみたらどうなる?

置換は、再編成、再配列とも呼ばれ、対象の要素や他のパターンに入れ替えることができるかを、検討するための問いです。置換は、レイアウトや部品、順番、用途などを考えていきます。

例えば、飲食店において後払い決済を、食券機に置き換えることで人的コストを削減することです。

逆転:逆さにしてみたらどうなる?

対象の向きや順番、時間、役割を逆転できるかを、検討するための問いです。逆転の発想は、固定観念を覆すことであり、それまでとは反対の観点から考え出していきます。

古民家を改良してレトロな雰囲気を残して宿泊施設にすることで非日常を演出するなどができるなどでs。

結合:組み合わせてみたらどうなる?

対象に別の何かを組み合わせて、新しいものを生み出せるかを、検討するための問いです。結合は、用途や原材料について考え、もしくはサービスを結合させることで付加価値を生み出すことも含まれます。

まかないご飯などは案外、その地方で食べられているものが組み合わさり伝統として食されているものがあります。

テーマや問題を9つの質問に沿って考えるためには、これまでの常識、固定観念、習慣などを取り除く必要があります。自由な発想をするためにも、オズボーンのチェックリストを使ってみることをおすすめします。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

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