【中小企業診断士が伝えたい管理職や経営者さん向け】「社会」と「会社」の違い

こんにちは。おさるです。

突然ですが「社会」と「会社」の違いって何でしょう?

いきなり質問されても戸惑ってしまうことが多いのではないでしょうか。

まずおさるが考える「社会」というのはこの地球上ほぼすべてが「社会」というコミュニティで成り立っており、「社会」の方向性でいえばSDGSやカーボンニュートラルが主流になって、ニュースなどで報じられる機会が多いですね。

また一個人で考えても「社会」の中では自由に考えることができますし、制約は少ないものだと考えます。

「社会」というのは大きなコミュニティであり、どのような考えを持っていても多様性が認められるという特徴があるのではないかと考えます。

では「会社」とは何でしょうか。大まかにいえば企業です。企業というとたくさんの分類があるのでここでは中小企業(株式会社)として定義づけします。

中小企業は目的を達成するために作られます。例を挙げると「みんなを笑顔にするためにおいしいたべものを提供する」ですとか「社会に役立つものづくりをする」といったものです。中小企業にはそれぞれの中小企業に存在する理由があります。

それを「経営理念」と呼びます。

なので同じラーメン屋さんでもそれぞれ存在する理由が違うからたくさんのラーメン屋さんが存在できるのです。

そうしますとそれぞれのラーメン屋さんではそれぞれ「経営理念」を達成するために努力しますが、経営理念は抽象的な概念であり、具体的にはわかりづらいものです。

例を出すと「おいしいラーメンを提供する」という経営理念があったと仮定し、この目標を達成するには果たしてどのようにしたらいいのでしょうか。

自分ではおいしいラーメンを提供していると言ってもお客様からするとそうではないかもしれません。

なので具体的にどのようにしたら「おいしいラーメンを提供する」ことになるのかを具体的に定義づけをします。これを「経営目標」や「経営ビジョン」と呼びます。

「経営目標」では具体的な数値で目標を設定し、「経営ビジョン」では経営理念に沿った目標を立案します。

この目標を達成することで自分たちが決めた経営理念に沿った行動が出来ているか数値で判断ができるようになります。その数値に届けば経営理念に近づいているでしょうし、足りなければまだ改善が必要であるということが言えます。

このように中小企業ではそれぞれの方向性が明確にあるということです。なので中小企業を包括する「会社」は小さなコミュニティであり、方向性が決まっているため「社会」と比べるとその中で働いている方(役員や従業員)はある程度、制約があるということが言えます。

若い方で「私は管理職なんかなりたくないから勉強しない」などと言ったこともお聞きします。(おさるの会社でも実際あります)

「社会」では勉強しないのでも認められますし、生き方は自由ですが、やはり「会社」の中ではその会社の経営理念を達成するために勉強が必要であれば勉強をする必要がありますね。

おさるはこのような課題を抱える会社が非常に多くあると感じています。私は中小企業診断士というコンサルティングの資格を持っていますが、これだけでは企業のこのような課題には立ち向かえないと考え、現在「社会保険労務士」という資格を勉強中です。この資格では人事や労務に役立つ知識や情報があります。今後は従業員教育のセミナーなどができるようにしていきますので何かあればご連絡いただければと思います。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

また次回宜しくお願い致します。

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